中小機構は、28日に開催された「SusHi Tech Tokyo2026」で、トークセッション「JVA受賞企業・FASTAR採択企業と語るグローバル連携の可能性」を開催した。中小機構の支援策を活用してきたスタートアップ5社の経営者らが登壇し、グローバルな成長を加速させるうえで重要な連携の可能性について議論した。
「SusHi Tech Tokyo2026」は国内外のスタートアップ700社が結集する会議で、4月27~29日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された。中小機構は開催期間中、展示ブースを開設。革新的で潜在成長力の高い事業を行う志の高い起業家を表彰する「Japan Venture Awards(JVA)」や、アクセラレーションプログラム「FASTAR」、全国29カ所で運営するインキュベーション施設などを通じて成長をサポートしてきたスタートアップに、ビジネスマッチングの機会を提供した。
昨年12月に開催された「第25回JVA」で経済産業大臣賞を受賞したSPACECOOLをはじめ、株式会社Acompany、とらでぃっしゅ株式会社、株式会社esa、Letara株式会社の5社が期間中、日替わりで午前と午後に分けて出展した。
また、28日開催されたトークセッションでは、登壇した5人の経営者らが英語でそれぞれ事業内容やグローバル展開の取り組み、目標などを披露した。このうち、民族芸能専門のコンサルティングビジネスを展開する「とらでぃっしゅ」代表取締役の片桐萌絵氏は、海外からの訪問者に向けて日本の「祭り」の魅力をアピール。「より多くの国々の方に日本の祭りに参加してほしい」と呼び掛けた。
片桐氏が「SusHi Tech Tokyo」に参加するのは今回が初めてで、「すごく緊張したが、終わった後に海外の方々に声をかけていただいた。英語で話したことで日本のカルチャが海外の人に受けることを改めて実感した。オープンでイノベーティブな方々に声をかけていただくのはすごく励みになる」と目を輝かせていた。
一方、安全で信頼性の高い次世代AIセキュリティサービスを提供するAcompanyテクニカルプロダクトマネージャーの平岡拓海氏は、トークセッションで「(グローバルでの)顧客のターゲットは明確。北米、欧州、ソブリンAI。AIセキュリティは未来の話ではなく、もはや基盤。ぜひわれわれのビジネスに参加してほしい」と訴えた。過去にも「SusHi Tech Tokyo」に数度出展しており、今回も独自のブースを開設してビジネスをアピールした。「ほかのイベントと違い海外から多くの人が集まってくる。海外販路を開拓するのに適している」と平岡氏は評価していた。
このほか、「100億宣言企業」から重量物の持ち運びをサポートするアシストスーツを展開するダイヤ工業株式会社が出展。シニアスーパーバイザーの白神久嗣氏は「アシストスーツの海外での売り上げはまだわずか。これからどんどん広げていかないといけない。腰痛対策で来られている企業とマッチングできればと思っている」と意気込みをみせていた。
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