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7月20日に強靱化シンポジウム:中小機構

2022年 6月 29日

中小機構は事業継続力強化の重要性を中小企業・小規模事業者に啓発するため、2022年度の「中小企業強靱化シンポジウム」の第1回目を7月20日の「中小企業の日」に熊本県人吉市からオンラインで配信する。経営戦略に防災・減災対策を位置づけ、平時こそ強靱化を進める狙いについて、アイリスオーヤマ(仙台市青葉区)の大山健太郎会長が講演。BCP(事業継続計画)の簡易版「事業継続力強化計画(通称ジギョケイ)」を作成した熊本県内の事業者が、その有効性について話す。

時間は13時30分~15時。実際に簡易版BCPを作成し認定を受けた通宝(熊本市、食品製造業)の塚田一平経営企画開発室長、味岡生コンクリートグループ(熊本県人吉市、生コン製造業)の味岡和國代表取締役らが、2020年7月の水害による被災や復帰の経験、同計画がもたらす平時の効果などを紹介する。また最近、簡易版BCPを作成した鳥越商店(熊本県人吉市、酒卸売販売業)の鳥越英夫代表社員に密着し、作ってみた感想、どれぐらい手間がかかったか、得られた支援などを聞く。

2022年度の強靱化シンポジウムは全4回開催を予定。第2回目は9月1日の「防災の日」に宮城県気仙沼市、第3回目は10月下旬に神戸市、第4回目は2023年3月上旬に福島市の各会場からライブ配信する予定だ。

詳しくは中小機構のニュースリリース、特設サイトへ。