支援

支援機関向け「地域サプライチェーン連携支援の着眼点」策定:近畿経産局

2024年 4月 5日

近畿経済産業局は、個社単位での対応が困難・非効率な課題に対して、支援機関が連携支援する上で必要な要素を抽出した「地域サプライチェーン連携支援の着眼点」をまとめた。

国内外情勢などの変化に伴って、サプライチェーンを取り巻く環境が変化し、DXやサイバーセキュリティ、事業承継、人手不足などのリスクへの対応が求められている。これを受けて、近畿経産局では、新たな経営支援の在り方を検討する会議を設置。地域サプライチェーンにおける13の取り組み事例を調査し、今回の着眼点を取りまとめた。

支援機関などが連携して地域サプライチェーンに効果的な面的支援を実施する上で必要な5つの要素を整理。(1)支援対象の特定、(2)地域サプライチェーンの可視化、(3)共通課題(面的課題)の抽出、(4)変革意識の醸成と解決策の検討、(5)共通課題(面的課題)の解決—を挙げている。

近畿経産局では、今年度から事業承継・引継ぎ支援センターに、サプライチェーン上の事業承継にかかわる課題対応を推進するコーディネーターを設置し、地域支援機関と情報共有しながら「地域サプライチェーン連携支援の着眼点」に基づいた支援を実施する。

詳しくは、近畿経産局のホームページへ。