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「不動産情報ライブラリ」の運用を4月開始:国交省

2024年 3月 27日

国土交通省は、国や地方自治体がさまざまな形式で公開している不動産関連の情報を集約化した「不動産情報ライブラリ」の運用を4月1日から開始する。価格や周辺施設、防災、都市計画などの不動産取引の参考となる情報を地図上に重ね合わせて閲覧することができる。

主な掲載予定の情報は、公示地価や都道府県地価調査、小中学校や市町村役場、医療・福祉施設などの周辺施設、土砂災害警戒区域、用途地域など。ライブラリに掲載されている情報は、APIで無償公開される。また、ライブラリの利用にあたっては、特別なソフトを必要とせず、スマートフォンやタブレットからの閲覧も可能にする予定。

不動産取引の際、消費者は価格情報に加え、周辺の公共施設や学区、防災に関する情報などを参考にすることが多い。こうした情報の多くは、国や自治体が公開しているが、それぞれ運用方法などが異なるため、一元的な情報の把握が難しかった。一元的に閲覧できるシステムを構築することで、円滑な不動産取引を促進させる。

詳しくは、国交省のホームページへ。