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スタートアップの先端技術活用「イノベーション創出推進事業」3回目公募:国交省

2023年 12月 20日

国土交通省は、スタートアップの先端技術を活用して国土交通行政の課題解決を目指す「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)」の3回目公募を実施している。今回は「国際競争力強化に資する交通基盤づくり」「安全・安心な公共交通」の2分野でスタートアップが実施する大規模技術実証事業を支援する。公募の期限は2024年1月23日。

公募テーマは、国際競争力強化に資する交通基盤づくり分野が「ドローンを活用した港湾施設の点検・調査効率化に関する技術開発・実証」と「船舶の係留施設への衝突リスク低減に資する安全かつ効率的な離着岸の実現に向けた技術開発・実証」。安全・安心な公共交通分野は、「地域公共交通に対応した自動運転技術実証」と「海運DX促進に向けた海運関係データ連携基盤の開発・実証」。対象事業への補助金は約87億円規模となっている。

スタートアップが社会実装につなげるための大規模技術実証事業(フェーズ 3 事業)を実施する場合、補助金の交付を受けて造成する中小企業イノベーション創出推進基金を活用し、その経費の全部または一部を補助する。原則設立から15年以内の革新的な研究開発を行うスタートアップか、スタートアップを中心としたコンソーシアムなどが申請できる。

詳しくは、国交省のホームページへ。