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介護を「みんなの課題」に転換 企業の取り組み事例など募集:経産省

2025年 11月 21日

経済産業省は、介護を「個人の課題」から「みんなの課題」へ転換する事業者などの取り組みを表彰する「OPEN CARE PROJECT AWARD 2025」の応募を受け付けている。応募は12月26日まで。

「OPEN CARE PROJECT AWARD」は、介護を「個人の課題」から「みんなの課題」にするため、エピソードや事例を通じて、よりポジティブな切り口で介護を取り上げ、介護の実態を可視化することで介護をめぐる課題を解決することを目指している。

募集部門は「OPEN ACTION部門」と「OPEN EPISODE部門」の2部門。「OPEN ACTION部門」では、介護が個人の範囲を超えて組織や社会の関心ごととなるために行われたアクションを募集する。介護事業者や民間企業、自治体など団体・グループ単位での応募を受け付ける。

経営層自らが仕事と介護の両立について発信するなど従業員が介護について話しやすい環境づくりに取り組んでいる企業や、自社の強みを活かし介護の新規事業を立ち上げた企業、普段、介護に関わっていない層に向けて介護を身近に感じてもらうためのイベントを開催した個人などを応募の対象として挙げている。

「OPEN EPISODE部門」では、介護について話しやすい雰囲気づくり・介護を知るきっかけづくりに取り組んだ体験や、介護のイメージを変えるような前向きなエピソードを募集する。応募は個人単位。

詳しくは、経産省のホームページへ。