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「農林水産分野での衛星データ活用」懸賞金総額最大5000万円:NEDO
2025年 6月 18日

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、懸賞金活用型プログラム「NEDO Challenge, Satellite Data —農林水産業を衛星データでアップデート!—」の公募を実施している。農林水産分野での新産業や新規ビジネスの創出を目指し、衛星データなどを活用して課題を解決するシステムの開発者に対し、総額で最大5000万円の懸賞金を交付する。公募期限は7月31日。
NEDO懸賞金活用型プログラムは、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式を通じて募集する事業。将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘し、共同研究などの機会創出、シーズの実用化、事業化の促進を目指している。
今回は、衛星データなどの活用によって、農林水産業全体にわたる課題解決をより効果的に実現するシステムを公募。懸賞金型コンテストを実施することで、より多くの革新的・独創的な提案を募る。
懸賞のテーマは、テーマ1が「生産現場の課題解決に資する技術開発」、テーマ2が「資源の管理・監視および物流の高度化に資する技術開発」。テーマ1では、衛星データなどを活用した農林水産業の生産現場における課題解決に資する技術開発を募る。テーマ2では、衛星データなどを活用した農林水産業における資源管理・監視・国内外のサプライチェーンや輸出入などを含む物流の高度化に資する技術開発を募る。
懸賞金額は1位が1000万円、2位が500万円、3位が300万円。テーマ1、テーマ2の受賞者それぞれに交付する。また、歌手で自身も農業プロジェクトに参画している村上信五氏が事業のアンバサダーに就任している。
詳しくは、NEDOのホームページへ。