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有機栽培茶生産・輸出拡大に向け勉強会、3月18日にキックオフシンポ:九州農政局
2025年 3月 5日
九州農政局は、九州の茶生産者や茶商といったお茶関係者の参加による「有機栽培茶の生産・輸出拡大のための勉強会」の開始にあたって、キックオフシンポジウムを3月18日、熊本市西区の熊本地方合同庁舎で開催する。オンライン(Microsoft Teams)でも配信する。参加申し込みは3月11日まで。
欧米での需要の高まりを背景に、有機栽培の抹茶が輸出向けとして高値で取引され、供給の拡大が期待されている。九州の茶生産地にとっても大きなビジネスチャンスなっているが、有機栽培への転換や輸出販売の技術的、経営的なハードルやリスクが高く、さまざまな課題の克服が必要となっている。勉強会では、有機栽培茶の生産・輸出に関心がある生産者や、先行して取り組んでいる生産者をはじめ、さまざまなお茶の関係者が参加し、有機栽培茶の生産・輸出に関する最新の技術、先行的な取り組み、マーケットの状況などを学ぶ。
キックオフイベントでは、流通経済大学の児玉徹教授が「日本産有機茶の国際ブランドマーケティング-ワインの国際ブランドマーケティングからヒントを得る-」をテーマに基調講演を行うほか、有機栽培に転換した農業者の取り組みが紹介される。
定員は会場が40人程度(先着順)、オンラインは定員なし。参加費は無料。
詳しくは、九州農政局のホームページへ。