新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と科学技術振興機構(JST)は、「大学発ベンチャー表彰2026~Award for Academic Startups~」の受賞者を決定した。経済産業大臣賞は、東京大学発スタートアップのBionicM株式会社(東京都文京区)、文部科学大臣賞は、慶應義塾大学医学部発スタートアップの株式会社OUI(東京都港区)がそれぞれ受賞した。
BionicMは、東大のヒューマノイド・生体工学技術を基盤に下肢切断者向けパワード義足を開発・販売する。独自の歩行意図リアルタイム検知技術を強みに、米FDA医療機器登録やPDAC保険収載をアジア企業として初めて実現し、販売を開始。ヒューマノイド技術を活用したパワード義足で新たな身体拡張の創出に挑戦している。
OUIは、スマートフォン装着型眼科医療機器「Smart Eye Camera(SEC)」とAIを活用し、遠隔眼科診療の普及に取り組んでいる。医療過疎地域や企業、高齢者施設などへ眼科医療を届け、日本国内外60カ国以上で実証・展開を進めている。眼科医療へのアクセス格差を解消し、失明予防と早期診断の実現を目指している。
大学発ベンチャー表彰は、NEDOとJSTの主催で2014年度に開始した制度。大学などの研究開発成果を活用して起業したベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、その成長に寄与した大学や企業などを表彰する。今年度は41件の応募があり、外部有識者による選考委員会が大学発ベンチャー6社とその支援大学・支援企業の受賞を決定した。
受賞者は以下の通り。
・経済産業大臣賞 BionicM 株式会社(支援大学・東京大学、支援企業・株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ)
・文部科学大臣賞 株式会社OUI(支援大学・慶應義塾大学、支援企業・株式会社リベルワークス)
・新エネルギー・産業技術総合開発機構理事長賞 Planet Savers株式会社(支援大学・東京大学、支援企業・東京大学 FoundX)
・科学技術振興機構理事長賞 株式会社さかなドリーム(支援大学・東京海洋大学)
・日本ベンチャー学会会長賞 アドリアカイム株式会社(支援機関・国立循環器病研究センター、支援企業・株式会社SCREENホールディングス)
・アーリーエッジ賞 該当なし
・大学発ベンチャー表彰特別賞 株式会社fcuro(支援機関・大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター)
詳しくは、NEDOとJSTのホームページへ。
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