「FASTAR DEMO DAY」第13期参加者18人が事業計画・成果をアピール

受賞者(前方)と審査員・主催者らの写真画像
「FASTAR 13th DEMO DAY」表彰式後、記念撮影する受賞者(前方)と審査員・主催者ら

スタートアップ・中小企業の成長加速化支援プログラム「FASTAR」のピッチイベント「FASTAR 13th DEMO DAY & Business Matching」(中小機構主催、中小企業庁後援)が8月27日、東京都港区の虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された。第13期のプログラムに参加した18社のスタートアップが1年間の支援を通じて磨き上げた成長戦略・事業計画を発表した。

審査の結果、株式会社ミーバイオ(川崎市)がFTI賞、株式会社キャリアサバイバル(名古屋市)がフェムトパートナーズ賞、EyeVita(千葉県柏市、創業前)がICJ賞、株式会社Path Being(神奈川県小田原市)が商工中金賞、株式会社GEMBA(名古屋市)がNTTドコモ・ベンチャーズ賞、株式会社ソラマテリアル(名古屋市)が観覧者の投票によるオーディエンス賞をそれぞれ受賞した。

ピッチイベントは、事業領域ごとに「ライフサイエンス/バイオテクノロジー」「クリーンテック/マテリアルテック」「AI/DX/ITサービス」の3部構成で行われ、イベントに登壇した18社は5分の持ち時間で自社の事業を熱心にアピールした。イベント終了後は、資金調達や事業提携のマッチング機会として登壇者と観覧者との交流会が行われた。

「FASTAR」はIPOやM&Aを視野にユニコーン企業や地域有力ベンチャーを目指すスタートアップに対して、中小機構が成長の加速化を支援する事業で、2019年度から実施されている。中小機構は年2回支援先を募集しており、支援先に採択されると、中小機構の専門家から事業戦略の策定や経営課題解決に向けた指導や助言を1年間、継続的に受けながら、成長戦略や事業計画をブラッシュアップできる。これまでに約200社のスタートアップがプログラムを活用し、資金調達額は総額350億円を超えているという。

ピッチに先立ち、あいさつした中小企業庁 創業・新事業促進室長の武富弘憲氏は「政府の成長戦略を果敢に実行すると、2040年の名目GDPは1100兆円に迫るほどの経済成長が実現できると試算されている。新たな発想や優れた技術で事業を生み出し、課題を解決するスタートアップは、技術革新・社会実装・成長投資の先導的な担い手になると期待されている。この1年の成果だけでなく、熱意もぶつけてほしい」とエールを送った。

中小機構 創業・スタートアップ支援部長の石井芳明氏は、閉会のあいさつで「中小機構は1年間伴走支援をしたが、これで終わりではなく、引き続き応援したい。中小機構の“推しスタートアップ”なので、(スタートアップとの協業や投資を検討している)観覧者のみなさんも応援してほしい」と呼びかけた。

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