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島根と広島で経済安全保障入門セミナー:中国経産局など

2024年 8月 14日

中国経済産業局は、日本を取り巻く世界の経済安全動向などを解説する「経済安全保障入門セミナー」を8月28日に松江市で、8月29日に広島市中区でそれぞれ開催する。いずれも参加費は無料。

米中対立を背景に米国が輸出管理規制を強化する一方、それに呼応するように中国が関連措置の導入をしている。その中で、半導体などの戦略物資確保に関わるサプライチェーン強靭化に取り組むほか、外国による貿易の制限や技術移転の要求といった経済的威圧への対応など経済安全保障を巡る状況は目まぐるしく変化している。セミナーでは、安全保障に関連する企業の輸出管理や技術流出の防止などの事例も交えながら実務に役立つ情報を提供する。

松江市で開催される「経済安全保障入門セミナー in松江」は、ジェトロ島根、ジェトロ鳥取との共催で、島根県・鳥取県内の輸出に関心がある企業や輸出経験がある企業、支援機関などを対象に参加を募集。希望者を対象に個別相談も受け付ける。会場は松江テルサ研修室で定員は30人程度(先着順)。申し込み期限は8月23日。

広島市で開催される「経済安全保障入門セミナー in広島」は、ジェトロ広島、広島県警察本部との共催。広島県内の輸出に関心・経験のある機械製造企業、機微な技術を保有する企業、支援機関を対象としている。会場は、広島合同庁舎2号館2階中国経産局第1会議室で、定員は50人程度(先着順)。申し込み期限は8月25日となっている。

詳しくは、中国経産局とジェトロのホームページへ。