中小機構は10月21日、シンガポール企業と日本企業とのビジネスマッチングを目的とした「ジェグテック・シンガポール商談会」を東京都港区のTKP虎ノ門カンファレンスセンターで開催した。シンガポール最大の経済団体であるSingapore Business Federation(SBF)との連携事業で、ロジスティクスやデータセンター、食品関連など幅広い分野のシンガポール企業6社が参加。中小機構が運営するビジネスマッチングサイト「J-GoodTech(ジェグテック)」の登録企業を中心とする日本企業21社と、シンガポール企業との間で活発な商談が行われた。
SBFのSoo Wei-Chieh Executive Directorは、今回の開催について「シンガポールは金融、イノベーションの世界的なハブとなっており、安定的で一貫性のある市場となっている。国を超えた連携には、信頼関係が重要。今回の取り組みにより、お互いの理解が進む機会となってほしい」と今回の商談会への期待を述べた。
シンガポールに本社を置き、ワインやスピリッツの輸出入やマーケティングを専門とするテック・ホアット・アンド・カンパニーのTEO CHING WEI MARCO代表取締役は日本企業4社と面談。「今回、お話しできた内容は素晴らしく、自分自身も多くのことを学んだ。シンガポール、マレーシア、ミャンマーに、もっと商品を届けていきたい」と商談の成果を語った。
一方、同社と商談を行った株式会社山下誠志堂 田中酒造店14代蔵元の永井邦彦氏は「コロナ禍をきっかけに、ゼロベースから海外展開に着手してきた。今回の商談により、2パレットの送付が決まった。また、酒造りの現場である宮城県にも来訪いただく予定。これまで未進出だったシンガポール進出へのきっかけになった」と手応えを語り、今回の商談会は、日本企業にとってシンガポール企業との接点を広げ、海外での新たな取引や連携の可能性を探る機会となったようだ。
ジェグテックは、国内中小企業と大企業・海外企業などをつなぐビジネスマッチングサイト。中小機構の専門家によるサポートも活用しながら、新製品開発、事業提携、海外展開などに向けたパートナー探しや商談を行うことができる。
詳細は、ジェグテックのホームページへ。
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