回答
「なぜ、来ていただけないのか」をまずは考えてみましょう。実際に、アンケートなどで本音の声を集めることが重要です。それには、おかみさんを中心にして取り組んでいくとよいでしょう。
【なぜ来てくれないかを考えよう】
商店街対策として、「高齢者を呼び込む」ということはよく議論されていますが、それと比べると、「子ども連れの若いお母さんを呼び込む」議論は、確かに少ないように思います。個店単位での戦略としては、ターゲットを絞るという戦略は重要ですが、地域コミュニティ形成の役割を担う商店街全体としては、幅広い層にきていただきたいところです。
まず、ここで考えていただきたいことは、「なぜ、子ども連れの若いお母さんたちが来てくれないのか?」ということです。社会情勢の変化により、買い物をする時間が減っているということもありますが、買い物自体をしないわけではありません。 最初にやるべきことは、理由の仮説を立てて、実際にその地域の若いお母さんたちに、アンケートやインタビューを行って本音の声を集めて、理由の検証をすることです。
一般的に考えられることは、
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買いたいものがない(若いお母さん向きの商品がない)仕事をしている人は、早く閉まってしまうため時間が合わない子どもを連れて行きにくいイベントなどが少なく、活気がなくて行く機会がない行きたくなる雰囲気ではない
といったことだと思います。そのほかにハード的なこともあると思いますが、子ども連れの若いお母さんをターゲットとして考えたときには、主には上記のことでしょう。
ということは、その逆に答えがあるわけですから、
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買いたい商品があるところに行く → テナントミックスの問題、若いお母さん向けの品揃え、個店の改善・活性化仕事の帰りでも買い物ができるところに行く → 駅前のお店や食料品・薬局などのお店の場合は、営業時間を検討子どもを連れて行くことに抵抗がないところに行く → 託児所の設置、子どもの遊び場がある、トイレに困らない、お母さん同士で連れ立っていける、子どもを歓迎してくれるような接客をしてくれる活気があり、ワクワクするところに行く → イベントをよく実施している、売り出しがある、ポイントカードやスタンプ事業がある行きたくなる雰囲気のところに行く → 清掃が行き届き清潔感がある、舗道やベンチなどが整備されている
といったような考え方をすればよいことになります。
もちろん、すべてを一気にできるものではありませんが、ポイントとしては、やはり、女性のことは女性が一番よく分かるということだと思います。つまり、おかみさんです。
子育ての先輩でもあるおかみさんを中心にして考えることがよい方法でしょう。
- 回答者
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中小企業診断士 河野 祐治
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