回答
IoTの導入目的の明確化、情報の見える化や整理・整頓、継続的な現場やシステムの改善などが重要です。また、複数部門間や複数の他社との連動が強くなるため、協力体制の構築が大切です。
【IoTの導入について】
ITやIoTのシステム導入の際には、目的や目標を持たない導入や、ITシステム会社に大半を任せての導入などを行うと、システムの開発・導入が失敗に終わる確率が高まります。また、導入まで進んでも、現場を意識しないシステムを導入した結果、実際には使われないシステムとなることも多くあります。このため、システムの開発・導入の際には、目的や目標の明確化や、強い推進意欲、十分な仕様の検討、段階的な導入などを行うことが重要です。
また、パソコンやネットワークだけでも完結していたこれまでのITと異なり、IoTでは、ハードウェアとソフトウェアの連携や、クラウドサーバーの利用などが生じるため、自社の複数の部門間や、多種のITシステム会社との連携が必要となることが多くなります。このため、システム開発の協力体制の構築が重要です。
【導入効果が得られるITシステムの開発のポイント】
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IT導入の目的・目標の明確化経営者の強い推進意欲と陣頭指揮システム仕様を十分に検討実務の中心人物を参画させた業務プロセスの見直し現場が積極的にシステムの検討に参加ITの導入を段階的に行った
【モノづくり現場でのIoTの導入と活用のポイント】
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IoT等の活用による課題解決や、IoTにトライしようとする経営者の姿勢ITや現場の分かる人材の活用モノづくりやサービスの視点を持つなど、現場視点を持つITシステム会社との二人三脚での開発既存のシステムが存在しない場合、現場に即したシステムの自らの安価での開発。その初期導入費用は、ものづくり補助金などの支援策を活用IT知識の乏しい現場作業者にも理解が得られる仕組みの構築単一のシステムではなく、複数のITシステム、IoTシステムの組み合わせによる構築社内のIoTのノウハウを社外展開することによる新たなビジネスチャンスの創出
【新価値創造におけるIoTの導入のポイント】
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利用者の視点でのIoTサービスの開発最低限の小さな機能から開発し、継続的な改善SNSやアンケートなどを通じて利用者の声を聴き、利用者とともにサービスの価値を共創自社のハードウェア技術者とソフトウェア技術者や、自社と他社の連携体制の構築
- 回答者
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中小企業診断士 布能 弘一
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