今すぐお金が必要な企業・個人がやっておきたいコロナ禍対策

2020.11.26更新

コロナ禍に対応した中小・小規模事業者支援策が数多く示されています。しかし、政府、自治体を含め、あまりに数多くの施策が用意されているため、「どれをどう使ったら良いのかがわからない」という声を良く伺います。

事業継続にとって最も重要となるのが「資金」です。特に、飲食業、宿泊業、観光関連には、目先の資金繰りに困窮している方が少なくありません。そのような事業者は、様々な給付金、助成金、貸付金、また支払猶予等の支援制度の中で、どの制度が資金の流出を抑えられるのか、どの制度がどのくらいの期間で資金化できるのかを理解し、手元資金を最大化する必要があります。

そこで、資金繰りに関して今すぐやるべきこと、資金の流出を抑える、資金を手当てするための方策についてまとめました。

今すぐやるべきこと

新型コロナウイルス感染症の対策として、まず、当月以降どれくらいのお金が出ていくのかを把握しましょう。
それに合わせて、次の事業展開、必要な借り入れなどを考えていきます。

預金通帳などを確認しながら、簡便資金繰り表に、前々月、前月の順番で実際の金額を記載して、当月以降を予測していきます。

日本政策金融公庫国民生活事業のホームページでは、簡易な資金繰り表の表計算シートと、その記入例が掲載されています。ぜひ活用し、今後の資金繰りを予想しましょう。

第1編 資金の流出を抑える

第2編 資金を手当てする

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