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能登6市町の水道の本復旧に向けて衛星画像を活用した漏水調査を実施:国土交通省

2025年 1月 27日

国土交通省は、令和6年能登半島地震で水道施設に甚大な被害が生じた能登6市町(七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町)において、「衛星画像を活用した漏水調査」を実施する。

能登半島地震では奥能登地方で水道施設に甚大な被害が発生した。全国の水道事業者の応援もあり、令和6年5月末に建物倒壊地域等を除いて、水道事業体が管理している水道施設の応急復旧は完了している。一方で、地域に水を供給できているものの、地震等の影響で、現在も水道管から漏水している可能性がある状況で、その箇所を特定するには、広範囲であるため時間を要するとみられている。

そこで、漏水調査を効率的かつ効果的に実施していくため、「衛星画像を活用した漏水調査」を、特に水道施設の被害が甚大であった能登6市町で実施する。衛星から電磁波を放射し、水道水と非水道水とで異なる反射特性を画像から検出して漏水エリアを抽出する。デジタル技術を活用して、早期に漏水箇所を把握し、水道施設の本格復旧を進めていく。

詳細は国土交通省のホームページまで。