支援
中小企業・スタートアップの新エネルギーのシーズ発掘・事業化を支援:NEDO
2025年 10月 15日
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、中小企業・スタートアップが持つ再生可能エネルギー分野の技術シーズを基にした研究開発を支援する2025年度第2回「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業(新エネ中小・スタートアップ支援制度)」の公募を開始した。応募は11月25日まで。
再生可能エネルギーや低炭素・脱炭素化技術の開発に取り組む中小企業・スタートアップ企業によるイノベーションの創出に資する提案について、研究開発や事業化計画の進捗状況などに応じて5つのフェーズで助成を行う。
「社会課題解決枠 フェーズA」は、NEDOが設定する課題に合致するテーマについて、技術シーズを持っている中小企業などが、事業化に向けて必要となる基盤研究のためのフィージビリティ・スタディ(FS)を、産学官連携の体制で実施する。助成対象費用は原則、1テーマあたり1250万円以内。助成率は10分の8(NEDO負担額:1000万円以内)。
「社会課題解決枠 フェーズB」は、NEDOが設定する課題に合致するテーマについて、事業化に向けて必要となる基盤技術の研究を産学官連携の体制で実施する。助成対象費用は原則、1テーマあたり6250万円以内。助成率は10分の8(NEDO負担額:5000万円以内)。
「フェーズC」は、事業化の可能性が高い基盤技術要素について、事業化に向けて必要となる実用化技術の研究開発、実証研究などを実施する。助成対象費用は原則、1テーマあたり2.25億円以内。助成率は3分の2以内(NEDO負担額:1.5億円以内)。
「新市場開拓枠 フェーズα」は、技術シーズについて、事業化に向けて必要となる基盤研究のためのFSをベンチャーキャピタル(VC)などからの支援を得て実施する。助成対象費用は原則、1テーマあたり1500万円以内。助成率は3分の2以内(NEDO負担額:1000万円以内)。
「新市場開拓枠 フェーズβ」は、事業化に向けて必要となる基盤技術の研究や応用研究をVCなどからの支援を得て実施する。助成対象費用は原則、1テーマあたり1.05億円以内。助成率は3分の2以内(NEDO負担額:7000万円以内)。
詳しくは、NEDOのホームページへ。