中小機構は7月20日、2022年度第1回目の「中小企業強靱化シンポジウム」を熊本県人吉市の人吉市まち・ひと・しごと総合交流館からオンラインで配信した。アイリスオーヤマ(仙台市青葉区)の大山健太郎会長が、中小企業がBCP(事業継続計画)に取り組む重要性について講演。実際にBCPの簡易版「事業継続力強化計画(通称ジギョケイ)」を作成した熊本県内の複数の事業者が、作成したきっかけや苦労した点、その効果などについて紹介した。
大山会長はまず、事業継続の点で「火災を出さないことが何よりも大事になる」と強調。その上で工場を展開する際、エリアを分散させることや、大雨でも水害に遭わない土地を選ぶことが重要だと説明した。また中小企業のメリットとして、トップダウンで小回りが利く点を挙げ、「経常利益の半分を新しい分野に投資し、どのような経営環境になっても利益を出せる仕組みつくりが重要だ」と語った。