支援
能登半島被災の伝統的工芸品産業の再建支援、第2回公募開始:経産省
2025年 11月 18日
経済産業省は、令和6年能登半島地震の被災県と大雨災害で被災した地域の伝統的工芸品の製造事業者を支援する、令和7年度第2回「伝統的工芸品産業支援補助金(災害復興事業)」の公募を開始した。事業再開のために必要な生産設備の整備や原材料確保などに必要な経費の一部を補助する。申請期限は12月3日。
支援の対象となる地域は、能登半島地震で被災した石川・新潟・富山・福井の4県と、大雨の被害を受けた石川県輪島市、七尾市など6市町。国が指定する伝統的工芸品を製造する事業者や特定製造協同組合などを対象に、製造を再開するために必要な設備や機器(窯、ろくろ、道具)などの購入費・修繕費、原材料の購入費、型などの試作・製作費について最大1000万円を補助する。補助率は対象経費の4分の3以内。
令和5年度・令和6年度(第1回・第2回)に補助金の交付を受けた事業者、令和6年度(第3回)・令和7年度(第1回)に採択を受けている事業者は、今回の令和7年度第2回公募との合計額が、この補助金の補助上限額を超えない限りで追加的な経費を対象とする。
詳しくは、経産省のホームページへ。