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地域の食品を出品・購入できる冷蔵庫を江ノ電2駅に設置:どんぐりピット、江ノ島電鉄

2023年 2月 8日

駅に設置されるIoT冷蔵庫型販売機「mini-ichi」

神奈川県のオープンイノベーションプログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」に採択された『地域と住民を繋ぐ、ちいさな街の商店街「mini-ichi(みにいち)」』の実証事業が2月13日から江ノ島電鉄の2駅(いずれも藤沢市内)で行われる。同プログラムは、ベンチャー企業と大企業などが連携し、コロナ禍で顕在化した課題の解決に取り組むもので、実証を経て本格的な事業化を目指す。

実証事業を行うのは名古屋市のベンチャー企業、どんぐりピットと江ノ島電鉄。どんぐりピットが開発したIoT冷蔵庫型販売機「mini-ichi」を、2月13日から江ノ島駅改札前に、同20日から藤沢駅改札前に設置。地域内で飲食店や農漁業を営んでいる「地域内生産者」が野菜や加工食品などを出品し、会員登録した地域住民がキャッシュレスで購入できる。「mini-ichi」を介して地域住民がこれまで知らなかった地域の店舗や生産者と出会うことで、その後の来店や商品購入につなげる。

実施期間は設置から半年程度。この実証事業を通じて「食産業や農漁業の付加価値向上」「湘南・鎌倉地域の居住価値の向上」「地産地消の促進によるカーボンニュートラルやSDGsの取り組みの加速」を目指す。

詳しくは神奈川県のホームページへ。