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起業家教育支援「カリキュラム実践手引き」改訂版作成:中小機構

2025年 4月 9日

中小機構は、高校などへの起業家教育の導入を支援する「標準的カリキュラム実践のための手引き(改訂版)」を作成した。アントレプレナーシップ(起業家精神)を育む目的に応じて柔軟に対応できるよう授業内容や実施時間数を教員が自由に設計できる。また、最低5時間からカリキュラムを導入することが可能となっている。

文部科学省はアントレプレナーシップを「新たな価値を生み出していく精神」ととらえ、起業家教育を推進している。高校生など若年層への起業家教育の機会は増加傾向にあるものの、十分に普及していないのが実情となっている。普及に向けては、学校に「専門的な知識を持った教員がいない」「起業家などとのつながりが少ない」といった課題があることから、中小企業庁が2020年3月に発行した「標準的カリキュラム実践のためのマニュアル」を改訂することにした。

改訂にあたっては、外部有識者による検討委員会を設置。各委員の意見を反映させたほか、先進的に起業家教育に取り組む高校や中小機構が起業家教育を実施する中で得られた現場の声も反映させている。

詳しくは、中小機構のホームページへ。