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21年度素形材産業技術賞、受賞技術を紹介中:経産省本館ロビー
2021年 11月 12日

経済産業省が東京都千代田区の本館ロビーで2021年度「素形材産業技術賞」受賞技術を展示中だ。素形材産業の活性化・広報を行う「素形材月間」の一環で、受賞技術を活用した製品の実物や受賞技術の紹介パネルを展示し、動画も放映、日本の優れた素形材技術をPRしている。展示は12月10日まで。
「素形材産業技術賞」は1985年度に創設され、素形材センター主催で日本の素形材産業技術の進歩に貢献した開発者を表彰する制度。ロビーでは 経済産業大臣賞「ナノカーボン複合被膜チタン材とプレス成形性を具備させる表面処理技術及び連続熱処理設備の開発による燃料電池セパレータの量産化」、中小企業庁長官賞「差圧鋳造と砂型3D積層造形の活用による航空機用複雑形状鋳物製造プロセスの開発」などを紹介している。
素形材製品は、金属素材に鋳造や鍛造など熱や力を加える加工を施した製品のこと。紀元前からある加工技術で、現代も自動車、情報通信機器など多くの製品に組み込まれている。
詳しくは経産省のホームページへ。