食品ロス軽減へ「おいしい食べきり」キャンペーン：農水省ほか

農林水産省が消費者庁、環境省、全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会と連携し22年1月31日まで、外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを実施中だ。食品ロス削減活動の一環で、外食時の食べきりのほか、テイクアウト時の適量購入や家庭での食べきりにも呼び掛けている。飲食店での食品提供、食材使いきり等の工夫を例示した事例集も作成しているので、該当事業者は参考にしてほしい。

日本の「食品ロス」は年間約570万トン。「食品ロスの削減の推進に関する法律」で、消費者・事業者・地方公共団体などが連携し、国民運動として取り組むとされており、関係省庁は外食時にどうしても食べきれない場合は自己責任で「mottECO(もってこ)」（食べ残しを持ち帰る行為）も推奨している。

外食事業者の食品ロス対策事例集は以下から。