支援
電気自動車購入に最大80万円、クリーンエネルギー導入補助金：経産省
2021年 11月 30日
経済産業省の2021年度補正予算案に「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」が盛り込まれた。「電気自動車・プラグインハイブリッド車・燃料電池自動車の購入」「充電・水素充てんインフラの整備」を支援する補助金で、2050年に二酸化炭素の排出量をゼロにする政府目標に向け、環境性能に優れ災害時にも非常用電源として活用可能な車両の普及とインフラ整備を進めるのが目的。国会で同予算案が可決・成立次第、補助金担当事業者を決定し、実施する。
電気自動車・プラグインハイブリッド車・燃料電池自動車導入事業は、21年11月26日以降に新車新規登録（登録車）又は新車新規検査届出（軽自動車）された車を購入する個人、法人などに購入費の一部を補助する。災害時に非常用電源として給電活動に協力することが条件。補助上限額は電気自動車60万円、軽電気自動車40万円、プラグインハイブリッド車40万円、燃料電池自動車225万円、超小型モビリティ20万円（個人）、30万円（サービスユース）。一定の条件を満たす車両には上限額が上乗せされ、電気自動車の最大支援額は80万円になる。
電気自動車・プラグインハイブリッド自動車向け充電インフラの導入事業は充電設備を設置する法人などを対象に購入費や工事費の一部を補助する。経路充電、目的地充電、基礎充電など充電種別や出力で補助率が異なる。水素充てんインフラの整備補助金事業も同様で、設備規模、供給能力、供給方式などで補助率や補助上限額が異なる。事前の設備購入や工事着手は認められないので留意したい。
詳しくは経産省のホームページから。
