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コシヒカリなど新潟米をPR、商談会を3年ぶりに都内で開催:新潟県
2023年 8月 22日

新潟県は8月21日、コシヒカリなど県内銘柄米の生産者と首都圏の中食・外食業者とのマッチングを行う「新潟米商談会」をJR有楽町駅前の東京交通会館(東京都千代田区)で開催した。業務用米の新たな販路開拓を支援するのが目的。都内での開催は3年ぶり11回目。
商談会には16の生産者が出展。展示ブースでの商談や、事前申し込みによる個別商談が行われた。また、銘柄選びの参考として、コシヒカリや新之助、みずほの輝きなど6品種を試食できる新潟米食べ比べコーナーが設置され、多くの参加者が銘柄ごとの味や食感の違いを体験した。
新潟県上越市の農事組合法人「大潟ナショナルカントリー」ではコシヒカリとみずほの輝き、さらにエスニック料理によく使われているインディカ米を出展。このうち2011年に品種登録されたみずほの輝きは大粒でツヤがあり、冷めてもおいしい味が変わらないのが特徴だ。同法人の竹田稔代表理事は「コロナ禍が収まったとはいえ、様々な価格が高騰するなか、生産者はみな強い危機感を持っている。こうした商談会は久々なので、私たちの米を首都圏でアピールしていき、1俵でも多く購入してもらえればと思う」と話していた。