支援

再エネ開発に最大3億円:NEDO

2022年 4月 19日

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、再生可能エネルギーや低炭素・脱炭素化技術の開発に取り組む中小企業(スタートアップ企業を含む)を支援する「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」の募集を始めた。事業は全部で6種類あり、NEDO負担額は1テーマあたり1000万円以内~3億円以内。5月19日まで応募を受け付ける。

このうち「新エネ中小・スタートアップ支援制度」は、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス・太陽熱利用、その他未利用エネルギー(原子力を除く)分野が対象で、研究開発や事業化計画の進捗状況に応じて5段階で助成する。事業可能性評価事業はNEDO負担額1000万円以内で、助成率は「フェーズA」が10分の8以内、「フェーズα」は3分の2以内。基盤研究事業は同5000万円以内で、「フェーズB」が10分の8以内、「フェーズβ」は3分の2以内。実用化研究開発の「フェーズC」の助成率は3分の2以内、NEDO負担額は1億5000万円以内。

「未来型新エネ実証制度」は地熱発電、バイオマス利用、その他未利用エネルギー(原子力を除く)分野に該当し、再生可能エネルギーの普及につながる提案が対象。「フェーズD」の事業化実証研究開発として、事業期間は原則3年間以内。助成率は3分の2以内(大企業は2分の1以内)、NEDO負担額が3億円以内となる。

詳しくはNEDOのホームページへ。