支援

成長企業の研究開発に最大3億円:中企庁

2022年 3月 1日

経済産業省中小企業庁は、中小企業が大学・公設試と連携して行う研究開発や事業化に向けた取り組みを最大3年間支援する「成長型中小企業等研究開発支援事業」の公募を始めた。補助率は中小企業が3分の2以内、大学・公設試は定額。補助上限額は「通常枠」が3年間合計で9750万円以下、「出資獲得枠」は同3億円以下。申請期間は4月21日まで。通常枠は100件程度、出資獲得枠は5~10件程度の採択を見込んでいる。

この補助事業は、従来の「戦略的基盤技術高度化支援事業」(サポイン事業)と「商業・サービス競争力強化連携支援事業」(サビサポ事業、新連携支援事業)を統合・改変した新規事業。補助事業期間は2年度または3年度で、申請には中小企業を中心とした共同体を構成する必要がある。

「出資獲得枠」は、初年度交付決定日から補助事業終了後1年までの間に、当該プロジェクトにファンドなど出資者からの出資を受けることが見込まれる事業者を支援する枠。

詳しくは中企庁のホームページへ。