支援
革新的な技術開発を行う創薬ベンチャーを支援:日本医療研究開発機構
2025年 7月 30日
日本医療研究開発機構(AMED)は、医薬品などの革新的な技術開発を進めている創薬ベンチャーを支援する「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」の第10回公募を開始した。非臨床試験、第1相臨床試験、第2相臨床試験、探索的臨床試験の開発段階にある実用化開発を支援する。公募の締め切りは8月22日。
事業では、大規模な開発資金を必要とする創薬ベンチャーの供給源不足を解消するため、創薬に特化したハンズオンによる事業化サポートを行うベンチャーキャピタル(VC)を認定し、認定VCによる出資を要件とした支援を実施する。海外市場での事業化の計画についても積極支援する。海外での資金調達・海外市場での事業化のために設立した外国法人の日本子会社である創薬ベンチャーも支援の対象としている。
支援分野は、イノベーション・エコシステムプロジェクト、がん、難病・希少疾患、成育、生活習慣病・老年医学、認知症・精神・神経疾患、感染症、その他の疾患。間接経費・認定VC出資分含む補助対象経費の規模は、1課題当たり総額100億円まで(上限を超える提案も可能)。AMEDは補助対象経費の3分の2を上限に補助金を交付する。研究開発期間は最長で令和13年9月まで。最大25課題程度を新規採択する予定としている。
詳しくは、AMEDのホームページへ。