調査

マイナス幅が15ポイント拡大:小企業調査

2022年 3月 23日

日本政策金融公庫がまとめた「全国小企業月次動向調査」(2022年2月実績、3月見通し)によると、2月の小企業の売上DIはマイナス33.6で、1月に比べてマイナス幅が15.2ポイント拡大した。特に飲食店はマイナス66.4と、1月のマイナス19.1から大幅に悪化した。3月についてはマイナス33.5と、ほぼ横ばいとなる見通しになっている。

業種別にみると、製造業は1月のマイナス17.6からマイナス7.8と、マイナス幅が大幅に縮小。これに対し、非製造業は同マイナス19.6からマイナス37.3へと、マイナス幅が大幅に拡大した。3月は製造業がマイナス18.6 とマイナス幅が拡大する一方、非製造業はマイナス35.4とマイナス幅が縮小する見通しだ。

調査は3月1日~9日に、日本公庫の取引先である小企業(製造・サービス・建設・運輸業は従業員20人未満、卸・小売・飲食業は同10人未満)1500社を対象に実施。1283社から有効回答(回答率85.5%)を得た。

詳しくは日本公庫のホームページへ。

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