【利益と成長に視点を】
企業価値を表す指標に、利益と成長の数字を掛け合わせて示すものがあります。企業間の競争環境は、人口減少に伴う国内需要の低下が予想される中、ビジネススタイルも多様化し、一層厳しくなると思われます。厳しい環境の中、生き残っていくためには、利益と成長の2つの側面を強く意識して事業展開をしていく必要があります。
【目標設定に盛り込むこと】
まずは、現状の売上とコストから利益を捉え、3~5年後にどこまで成長させたいのか、目標を設定しましょう。目標は、誰(どんな小売店)に、何(どんなお茶)を、どのように販売して利益額・利益率をどのくらいアップさせるかを設定します。新事業、新サービスも視野に入れて、数値で表すことが困難な定性的目標と、数値で表すことが可能な定量的目標を検討します。
【目標設定のポイント】
目標は定性的目標と定量的目標を設定します。また、高い目的意識を持って行動できるように、希望や願望も入れて少し高めに設定するとよいでしょう。
【課題の抽出】
目標を設定すると、現状と目標のギャップが解ります。そのギャップを生み出している原因が貴社の問題点であり、問題点を解決する方法が課題です。問題点は、表面的なものだけでなく、その真因まで抽出し、その解決策である課題を考えます。この策を具体的な行動計画で示します。
図1 問題と課題
【行動計画は具体的に】
行動計画は、5W3H(いつ:When、どこで:Where、だれが:Who、何を:What、なぜ:Why、どのように:How、どれくらい:How many、いくらで:How much)を明確にして、具体的なものを策定します。
定量的な目標を設定する意味もここにあります。数値目標があると、計画期間に達成すべき数字が出るため、とるべき行動が明確になります。
【その他考慮したい点】
最後に、その他考慮したい点を記載します。
- 現場の従業員の意見を大切に
経営計画は経営者が策定しますが、経営計画内の行動計画を練る際には従業員の意見を取り込むことをお勧めします。現場の意見の取り入れは、計画が共有しやすくなり、皆の一体感の醸成にも繋がるでしょう。
- 各行動の優先順位は明確に
- 万が一に備え、代替案も用意
- 正しい情報を入手し、判断、決断は正確に