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商店会でカードの発行を考えています。集客に役立てたいと考えていますが、どのような方法でやったらよいか教えてください。
スタンプやポイントカード事業は、いまやあたり前の状況ですが、成果の出ていない商店街もあります。ポイントは「加盟店が多い」、「貯まったスタンプを利用できる魅力的なサービスが多い」ことです。
いまや商店街に限らず小売商業においては、顧客を囲い込むためのスタンプやポイントカードを活用した販促はあたり前になっている状況です。
とくに、女性客を獲得するためには不可欠でしょう。ただ、あたり前になりすぎて、消費者の財布の中にはさまざまなカード類が入っており、魅力のないものは効果が期待できず、選別されるようになってきたとも言えます。
大きな流れとしては、スタンプ(紙)→ポイントカード→多機能ICカードとなり、地域通貨まで高めることを目標にしているところが多いようです。
商店街のスタンプ事業としては、東京都世田谷区の「烏山駅前通り商店街」の「ダイヤスタンプ」が有名です。事業収益が安定しており、貯まったスタンプはさまざまな魅力あるものとの引き換えが可能で、地域の金融機関も巻き込み、地域住民から大きな支持を得ています。いまや、「地域通貨」となっています。
ダイヤスタンプは100円で1枚もらえ、台紙に全部貼ると500円の商品券と交換できる仕組みです。旅行や観劇などとも格安で交換できます。地元の金融機関に持っていけば預金もでき、首都高速道路の回数券とも交換できます。しかも、スタンプの有効期限はありません。加盟店の負担は2%です。入会時に10万円を負担しますが、その後はイベント費用などの負担もなく、セール時のスタンプ倍増サービスも加盟店の負担は2%のままで、余分な負担がありません。値引きセールよりもはるかにお店の負担は少なく、スタンプ事業収益も年間約7,000万円にものぼるそうです。
やはり、スタンプ事業やポイントカードを成功させるポイントは、
ということでしょう。また、加盟店に余分な負担をかけないことも大事な要素です。
一方で、商店街の協力店が少なく、せっかくのスタンプ事業も、ほとんど魅力がないものになっている商店街があることも事実です。 やはりカードに限らず、イベントや販促は、商店街の団結があることが前提条件です。
中小企業診断士 河野 祐治