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「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」参加者募集:経産省、NEDO

2021年 10月 18日

経済産業省が「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトに参加する事業者や研究機関の公募を始めている。2050年に温室効果ガス排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラル目標の達成に向け、コンクリートとセメント分野でCO₂の排出削減や分離・回収技術の確立をめざす。10月26日午後3時から4時までオンライン説明会がある。

同事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金を用いて実施する。対象は2分野で、コンクリート分野ではCO₂排出削減・固定量の増大とコスト低減の両立に向けた技術開発、セメント分野では製造過程の効率的なCO₂分離・回収技術の確立と回収したCO₂のセメント原料化に向けた技術開発に取り組む。事業実施期間は最大9~10年間。

説明会では公募内容、契約手続き、提出書類などを説明する。参加は無料。申し込みは10月25日午後5時まで。説明会後、公募申請には府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容などを事前登録する必要がある。最終受付は11月29日正午まで。

詳しくはNEDOのホームページから。