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2022年世界かんがい施設遺産、国内申請受付開始:農水省

2021年 12月 14日

農林水産省が2022年世界かんがい施設遺産の登録申請に向けた国内申請の受付を始めている。世界かんがい施設遺産登録を目指すかんがい施設が対象で、施設の所有者・管理者が申請する。受付は2022年2月10日まで。

世界かんがい施設遺産は国際かんがい排水委員会(ICID、本部=インド・ニューデリー)が2016年から開始した歴史的なかんがい施設の認定・登録制度。登録することで、農地に外部から人工的に水を供給するかんがい施設の持続的な活用・保全方法の蓄積、研究者・一般市民への教育機会の提供、かんがい施設の維持管理に関する意識向上のほか、かんがい施設を核とした地域づくりに活用されることが期待されている。

申請のあった施設の中から22年3月から4月にICID日本国内委員会が日本の申請施設を選定、6月末までにICID本部へ申請し、10月豪州シドニーで開催される国際執行理事会で決定する。

詳しくは農水省のホームページへ。