支援
コロナ禍の資金繰り、年末運転資金など金融円滑化を要請：経産省
2021年 11月 25日
経済産業省は11月24日、官民金融機関に対し、中小企業・小規模事業者に対する金融円滑化を要請した。新型コロナウイルス感染症の影響で資金繰りの厳しい事業者が少なくないほか、年末・年度末に向け運転資金の需要が高まるためだ。要請は文書のほか、同日夕開催された「中小企業等の金融の円滑化に関する意見交換会」で口頭でも伝えた。
文書は（1）事業者のニーズに応じたきめ細かな支援を引き続き徹底する（2）機械的・硬直的に判断せず、丁寧かつ親身に対応する（3）返済期間・据置期間の長期の延長提案など、実情に応じた迅速かつ柔軟な対応を継続する（4）能動的に本業支援を行うなど、継続的な伴走支援を要請している。
「中小企業等の金融の円滑に関する意見交換会」は11月24日午後6時30分から7時30分、東京都千代田区の中央合同庁舎第7号館で開催。石井正弘経産副大臣、宮崎雅夫農水政務官、加藤鮎子国交政務官、髙島誠全銀協会長、柴田久地銀協会長、安田光春第二地銀協会長らが出席した。
詳しくは経産省のホームページから。
