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中小企業の環境対応を促進するプログラムをスタート:名古屋市

2022年 8月 16日

名古屋市は、中小企業の環境対応を促進するため、パリ協定に沿って企業が設定する温室効果ガス排出削減目標SBT(Science Based Targets)の認定取得や環境に配慮した新商品などの開発を支援するプログラム「Green Innovation NAGOYA(グリーン・イノベーション・ナゴヤ)」をスタートさせる。プログラムに参加する企業の募集を始めたほか、8月23日にキックオフイベントを開催する。

プログラムには、「SBT認定取得」と「新商品・サービス開発」の2つのコースが設定されている。「SBT認定取得コース」では、SBT認定支援企業と連携し、温室効果ガス排出量の算定から認定申請までをトータルで支援。「新商品・サービス開発コース」では、カーボンニュートラル・脱炭素の経営理念に基づく新商品の開発からプロモーションまでを専門家を派遣してサポートする。

募集企業数はそれぞれ3社。市内に事業所がある中小企業で、各コースで開催されるセミナーを受講することが要件となっている。募集期間は10月7日まで。

一方、キックオフイベントは、名古屋市中区の国際デザインセンターで開催される。会場とオンラインで開催され、プログラムの事業趣旨や事業内容などが紹介される。会場参加は50人でオンラインは無制限。申し込み期限は8月19日。

詳しくは、名古屋市のホームページへ。