支援

福祉機器開発に最大5000万円:NEDO

2022年 6月 7日

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、国が設定した研究開発テーマに取り組む研究開発型スタートアップを支援する「SBIR推進プログラム(福祉課題)」の公募を始めた。フェーズ1の概念実証・実現可能性調査は委託形態(NEDOが経費を100%負担)で、委託額は1テーマあたり1500万円以内。フェーズ2の実用化研究開発はNEDOが経費の3分の2以内を助成(5000万円以内)する。公募期間は6月27日まで。

対象となる研究開発課題は、高齢者の自立支援や介護者の負担軽減に資する福祉機器の開発。具体的には(1)介護人材不足を解決するため介護者の負担軽減、生産性向上に資する福祉用具ニーズに応える機器(2)社会参画や情報アクセスなど高齢者や障害者の自立を促進する福祉用具のニーズに応える機器(3)在宅介護における福祉用具のニーズや課題に応える機器—などを例示。特にコロナの影響で高齢者の外出自粛による在宅介護ニーズの高まりや非接触介護推進の必要性など新たな課題とそれらを解決する機器の研究開発を挙げている。

詳しくはNEDOのホームページへ。