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脱炭素化計画・設備更新に最大5億円:環境省

2022年 4月 22日

環境省と温室効果ガス審査協会は、工場・事業場での脱炭素化のロールモデルとなる取り組みを支援する「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)」の公募を始めた。事業は2種類あり、計画策定支援事業の補助率は2分の1以内、補助上限額は100万円、設備更新補助事業の補助率は3分の1以内、上限額は5億円。公募期間は計画策定が6月20日まで、設備更新は5月20日まで。

このうち計画策定支援事業は、情報不足や資金面から環境対応を進められていない中小企業が「脱炭素化促進計画」策定にあたって、専門の支援機関に依頼する費用を補助するもの。年間CO2排出量が50トン以上3000トン未満の工場・事業場であるなどが要件となる。100件程度の採択を予定している。

設備更新補助事業は、工場・事業場単位で年間CO2排出量を15%以上削減または主要なシステム系統で同30%以上削減する「脱炭素化促進計画」に基づくA区分(補助上限額1億円)と、主要なシステム系統で電化・燃料転換、CO2排出量を4000t-CO2/年以上削減、CO2排出量を30%削減のすべてを満たす「脱炭素化促進計画」に基づくB区分(同5億円)がある。

詳しくは環境省のホームページへ。