支援

県外からの移住・創業で最大540万円:ふくい産業支援センター

2022年 4月 7日

ふくい産業支援センターは、県外から県内に移住して福井県の地域課題を解決するための社会的事業分野で創業する人に対し、経費の一部を助成する。公募期間は5月18日まで。審査を行ったうえで6月下旬に交付を決定する予定。助成率は3分の2以内。限度額は200万円。さらに奨励金や移住支援金を加えると最大540万円が支給される。

助成対象者の要件は(1)公募開始日(4月1日)~事業期間完了日(来年1月31日)に県内で創業し、個人事業の開業届出または会社などの設立登記を行い、その代表者となる(2)公募開始日1年前(昨年4月1日)~事業期間完了日に県内に住民票を移して居住し、継続して5年以上居住する意思を有している(3)県に住民票を移す直前に連続して5年以上、県外に在住していた—となっている。

助成対象となる事業は、県の地域課題解決に資する社会的分野の事業で、具体的には空き家活用や子育て支援、買物弱者対策、県産品の活用など。助成対象となる経費は▽事業拠点開設にかかる経費▽新商品・新サービスの開発にかかる経費▽新商品・新サービスの販路開拓にかかる経費—となっている。なお、応募に際し、県内の商工会議所、商工会から意見書の発行を受ける必要がある。

詳しくは、ふくい産業支援センターのホームページへ。