【5Sとは】
5Sは、「職場の管理の前提となる整理、整頓、清掃、清潔、躾について、日本語ローマ字表記で頭文字をとったもの(JIS Z 8141-5603)。」と、JIS規格の生産管理用語として定義されています。
その3S(整理・整頓・清掃)により、きれいな状態を作りだし、清潔・躾により、その状態を維持します。
5Sの一つひとつは何気ないことですが、その習慣化は容易ではなく、生産やサービスの現場では、組織的な認知・共有を図るため、5Sを標語やスローガンとして用いて習慣化を図っています。
5Sの効果として、職場環境の美化・維持改善、従業員のモラル向上、業務の効率化、安全性の向上などがあります。
整理・整頓・清掃・清掃・躾は、1段ずつステップアップしていくことが望ましいです。
<書類整理における整理・整頓の具体例>
1. 整理の具体例
必要性の明確化、最新状態の維持、整理方法の文章化・社内での共有化などを考えたうえで、不要物の廃棄を行います。
他に、長期的に保存する紙媒体の書類の削減には、スキャナーによる電子化なども考えられます。
2. 整頓の具体例
棚やスペースなど配置場所を確保したうえで、定位置の決定、置く方向の決定(同じ種類の書類は横方向に配置・異なる書類は縦方向に配置など)、何を置くかのシール表示などを行います。
また、納期や工程順がある書類の場合には、日付や工程名のシールをつけた小箱やクリアファイルなどに書類を入れ、さらに大きな箱や収納棚を用意し、その中に納期や工程順に並べるといった方法が考えられます。