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「諸外国においてもZEBの定義は定まっていない」との認識の下、ZEBロードマップ検討委員会の検討により、わが国でのZEBの定義と評価方法が明確化されました。具体的には、省エネ基準よりも50%以上の省エネを達成した上で、エネルギーの自立の視点で、ZEB Ready、Nearly ZEBとZEBに分類されています。
第2回目は、ZEBについて、「ZEBロードマップ検討委員会(注記)とりまとめ」(平成27年12月 経済産業省 資源エネルギー庁省エネルギー対策課)と「ZEBロードマップ検討委員会におけるZEBの定義・今後の施策など」(平成27年11月19日 経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー対策課)を基に、ご説明します。
注記: ZEBロードマップ検討委員会は有識者・関係業界・関係省庁から構成され、平成27年4月9日から10月2日までの計5回、開催されました。
ZEBとは、「快適な室内環境を保ちながら、高断熱化・日射遮蔽、自然エネルギー利用、高効率設備により、できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、年間で消費する建築物のエネルギー量が大幅に削減されている建築物」(出典:ZEBロードマップ検討委員会におけるZEBの定義・今後の施策など)とされ、建物で消費するエネルギーを極限まで少なくし、さらにエネルギーを創る設備を持つことで、年間のエネルギー収支がゼロとなる建物のことです。
ZEBロードマップ検討委員会発足時、「国内外において、ZEBの定義に関する様々な議論や検討が行われているが、諸外国においてもZEBの定義は定まっていない」との認識の下、「各国の事情も踏まえ、ZEBの定義と評価方法(注記)」を明確化することが求められました。
注記: ZEBの評価方法 ・設計段階、運用段階のどちらで評価するのか ・どの設備が対象になるのか(暖冷房、照明、給湯・・・) ・高層・規模が大きい建築物では、厳密なZEBの実現が困難ではないか
検討の結果、わが国では、下記のとおり、定義・評価することとなりました。
技術士(衛生工学) 加治 均