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「東北福興弁当」第10弾、3月1日から発売:中小機構

2021年 2月 26日

お披露目会後に記念撮影する関係者
お披露目会後に記念撮影する関係者

中小機構東北本部がJR東日本フーズの協力で開発した「東北福興弁当~未来へのきざはし~」(税込み1200円)が、3月1日からJR仙台駅と東京駅構内で発売される。東日本大震災の復興支援のため東北6県の食材を全国に届けようと2011年10月から毎年販売し、第9弾まで通算55万食を出荷した人気の駅弁だ。10弾目の今回は過去最多の21社21食材を採用し、過去の人気メニューを集めた。

「東北福興弁当」第10弾/蓋を開ければ東北の味がぎっしり
「東北福興弁当」第10弾/蓋を開ければ東北の味がぎっしり

発売に先立つ2月25日、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で開かれた「東北福興弁当」お披露目会には、食材を提供した21事業者のうち7社が集合し、6社がリモート参加した。中小機構の杉村均東北本部長は「弁当に採用された食品が各社の主力商品に成長することを期待したい」と挨拶。販売を担当するエヌアールイー東北サービスの伊藤俊一社長は「震災から節目の10年。東北の復興をしっかりPRしたい」と力を込めた。

弁当は青森のホタテ、岩手の佐助ブタ、秋田のハタハタ、宮城の金華サバ、山形の玉コンニャク、福島のモモと、地元自慢の食材がこだわりの麴、魚醤、味噌などで調味されており、掛け紙の裏面に品書き説明がある、内部は8つに区切られ、白米と茶飯のほか、東北6県の県別に特産品を使ったおかずが詰められている。一折完食すれば、舌の上で東北一周ができるという趣向だ。弁当を調理するJR東日本フーズ仙台調理センターの杉山洋所長は「味の取り合わせと盛り付けに工夫を凝らした」と説明した。

来賓として出席した東北経済産業局の遠藤敬治地域ブランド連携推進課長は「東北の魅力発信への思いがひとつになった10年の節目の決定版だ」と評価した。コロナ禍で家庭へのデリバリーなどが注目されており、関係者は今後、これまでの経験をもとに新たな提供形態も模索する考えだ。