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ベンチャー3社が登壇:横浜でビジネスプラン発表会

2020年 10月 14日

事業内容を説明する樫平社長
事業内容を説明する樫平社長

NPO法人ベンチャー支援機構MINERVAは10月13日、横浜市港北区の岩崎学園新横浜1号館で「第221回ビジネスプラン発表会」を開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、参加者を通常の半分に当たる40人程度に制限し、マスク着用や窓開けなど感染症対策を徹底した。ベンチャー企業3社が事業・製品をプレゼンテーションし、金融機関や大手企業の関係者らに資金調達や販路開拓支援などを呼びかけた。

コンプラス(茨城県日立市)は、高齢者を始めとした買い物困難者や情報弱者の課題解決目指す「訪問型買い物代行サービス」の情報基盤を提供する。依存のネットスーパーや宅配サービスの大半は注文に情報機器、決済はカード・口座が必要なのに対し、新サービスは「買い物サポーター」が顧客を直接訪問して「口頭注文」「現金決済」する。すでにスーパー「マルト」(茨城県13店舗、福島県24店舗)と提携して日立市内で事業を開始。山梨県や島根県、鳥取県などのスーパーとも提携交渉しており、佐藤修一取締役は「高齢化社会の日本に、なくてはならないサービスとして全国展開する」と述べた。

電子機器の開発を手がけるフラットーク(東京都町田市)は、コロナ対策として非接触型赤外線温度計を開発。関東経済産業局によるマッチングを通じ、学校再開に向けて新潟県燕市から100台を受注・納入した。これに続き、顔認証・通信機能を備えた赤外線体温計を台湾企業と共同開発しており、樫平扶社長は「ホテルなど人の出入りの激しい場所での使用に適している」とアピールした。

MiKuTAY(ミクティ、東京都港区)は、高熱伝道効率と小型軽量化を実現した熱交換器を開発・製造・販売する。2019年に豊田通商の出資と中小機構の成長加速化事業「FASTAR」の支援を受けた。新田實社長は「これまで空調機や給湯器、建機分野に注力してきたが、自動車や半導体製造分野などにも事業領域を広げたい」と強調した。