調査

業況DI 過去最大の悪化幅:日商3月調査

2020年 4月 1日

日本商工会議所が3月31日に発表した同月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DIはマイナス49.0(前月比16.4ポイント減)となった。新型コロナウイルスの影響で、インバウンドを含む観光需要の減少に加え、外出の自粛や消費マインドの低下、イベントの中止などに伴うキャンセルの続出により、客足が激減した宿泊業や飲食業、観光関連業を中心とするサービス業や小売業の業況感が大幅に悪化した。

サプライチェーンの混乱や部品、資材などの調達難による生産活動への影響も続いており、新型コロナウイルスの世界的な流行による経済の先行き不透明感が業況の押し下げ要因としている。中小企業の景況感は、これまでの記録であった2011年4月時の11.8ポイント減を超えて、1989年4月の調査開始以来、過去最大の悪化幅となった。

先行き見通しDIも、マイナス56.5(今月比 7.5ポイント減)。新型コロナウイルスの世界的な流行拡大に伴うインバウンドを含む観光需要の減少やサプライチェーン・生産活動への影響に加え、世界経済の情勢不安などが増す中、中小企業の業況感は11年6月以来のマイナス50台が見込まれる厳しい状況。

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