調査

中小企業の景況感、感染影響懸念し大幅悪化:東京都2月の景況調査

2020年 3月 24日

業況DI・業況見通しDI(全体)
右端の2月が大幅に悪化している

東京都が3月23日に発表した都内中小企業の2月景況調査によると、今後3か月間の見通しを示す指数が前回調査から30ポイント下落して大幅に悪化した。下落幅は東日本大震災以来。新型コロナウイルスの影響が広がっているとみられ、景況感は3月以降も悪化しそうだ。

今年3月から5月の今後3か月間の業況見通しDIで、2月に比べて「良い」とした企業割合から「悪い」とした企業割合はマイナス54と、前月のマイナス24から30ポイント下落した。業種別では卸売業が12ポイント減少、サービス業が11ポイント減少と大幅悪化。製造業は5ポイント減少、小売業(-50→-53)も3ポイント減少している。

また新型コロナウイルスの流行に伴う経営や事業活動への悪影響を尋ねたところ、「悪影響あり」と回答した企業は78.3%にのぼった。「中国製品が入ってこないので仕事が止まってしまう」(製造業)や、イベントや会合の中止で売り上げに多大な影響がある」(サービス業)など切実な声が寄せられた。

調査は都内に立地する中小企業を対象に毎月郵送で行われている。今回は3875社に2月の景況を尋ね、3月1日から10日までの回収期間に33.6%にあたる1301社から回答を得た。

詳しくは東京都のホームページから。