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事業承継の先輩と後輩で合同研修会:中小企業大学校東京校

2020年 2月 17日

議論に熱が入るグループディスカッション
議論に熱が入るグループディスカッション

中小機構の運営で経営者や後継者に多彩な研修メニューを提供している中小企業大学校東京校は2月14日、東京都千代田区のTKP新橋カンファレンスセンターで、経営後継者研修(第40期)の研修生と卒業生(第1~39期)計120人超による合同研修会を開催した。

「デザイン思考」を説明する廣田教授
「デザイン思考」を説明する廣田教授

研修会は、基調講演とグループディスカッションの2部構成。第1部の基調講演は「混沌の時代に成長機会を創造する『デザイン思考』を活用した中小企業のイノベーションの考え方」と題して、廣田章光・近畿大学経営学部商学科教授が担当した。

廣田教授は、デザイン思考とはデザイナーのように思考する力をビジネスに取り入れてイノベーションを生み出す手法などと定義したうえで、顧客が言葉にしないことを感じてニーズを言語化し、顧客も気づかない問題を創造して、異質な方法で解決することなどと説明。「共感」「定義」「解決」「試行」「反応」の5段階で実践するとした。

第2部のグループディスカッションは「OBから学ぶ経営の現場と後継者のあり方」をテーマに、同校の講師を務める髙橋茂人・BMネットワーク代表のコーディネートで進行した。

在校生と卒業生による複数のグループが、「事業承継の心構え」「古参社員との良好な関係構築」「経営理念作成」「第2創業」といった議題をそれぞれに持ち寄って意見交換。在校生を中心に取りまとめた結論を順次発表して、要点を共有する実りの多い研修会となった。