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自動野菜収穫ロボットが知事賞:かながわビジネスオーディション

2020年 2月 10日

知事賞を受賞した菱木氏(前列右から3人目)らファイナリストたち
知事賞を受賞した菱木氏(前列右から3人目)らファイナリストたち

神奈川県などは2月7日、横浜市西区のパシフィコ横浜アネックスホールでビジネスプランコンテスト「かながわビジネスオーディション2020」(関東経済産業局、中小機構関東本部など後援)の最終審査会と表彰式を行った。同コンテストは今年で24回目。応募100件の中から書類・プレゼンテーションの二段階審査をクリアしたファイナリスト10人が自社の事業・技術を発表し、「自動野菜収穫ロボット」を開発したinaho(神奈川県鎌倉市)の菱木豊代表取締役CEOが最高賞の神奈川県知事賞に輝いた。

自動野菜収穫ロボットは、トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなど個体ごとに成長速度にバラツキがあり、人の判断が必要な選択収穫野菜をAIとロボットで代替する技術。収穫適期の作物を画像認識で判断し、出荷基準に応じた野菜だけをロボットアームで自動収穫する。ロボットを無償レンタルし、収穫高に応じて利用料を徴収するサービスで、すでに佐賀県のアスパラガス農家に導入。今年中にオランダに拠点を開設する予定だという。

昨年から新設したイノベーション大賞は、手術医師の負担を軽減するウェラブルチェア「アルケリス」を開発したニットー(横浜市金沢区)の藤澤秀行代表取締役が受賞。手術により長時間の立ち姿勢を強いられる医師の疲労を大幅に軽減し、すねとももで体重を分散して支えることで体幹が安定し、高いパフォーマンスを引き出す。すでに350以上の医療機関で使用され、海外展開も視野に入れている。

当日は4回目の開催となる「かながわシニア起業家ビジネスグランプリ2020」の表彰式も実施。神奈川県知事賞を受賞した、わしょクック(相模原市南区)の富永紀子代表取締役社長による「外国人向け和食料理教室を世界に展開するスクール&FCグローバルビジネス」を始め、6人が受賞プランを発表した。