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ベンチャーが事業紹介:横浜でビジネスプラン発表会

2019年 12月 11日

事業を説明する山田氏
事業を説明する山田氏

NPO法人ベンチャー支援機構MINERVAは12月10日、横浜市港北区の岩崎学園新横浜1号館で「第213回ビジネスプラン発表会」を開いた。ベンチャー企業など4社が自社の事業・製品を説明し、ベンチャーキャピタルや金融・支援機関、大手企業の関係者らに資金調達や取引先紹介などを呼びかけた。

クールフライヤー(横浜市泉区)は、揚げ物調理器(フライヤー)の油ハネや油の劣化を抑制する技術を提案した。通常のフライヤーは調理するにつれて油槽下部の温度が上昇し、食材から発生する水分や揚げカスが落下沈殿しにくくなり、油の劣化につながる。これに対し、油槽全体を水槽で覆う冷却構造を採用し、水温が高くなると冷却水を注入するため、油の劣化を抑えて美味しさを維持するという。山田光二代表取締役は「揚げ油の消費量を半減させ、飲食店などのコストダウンや増収を実現する」と強調した。

リージャー(東京都中央区)は、超微量血液を自己採血し検査するサービス「デメカル」を商品化し、すでに大手企業健康保険組合や自治体などで利用されている。これを応用してピロリ菌による感染症由来の胃がん早期発見ビジネスと、血液検査からスポーツ・健康増進活動をサポートするウェブサービスを提案した。柏木久史営業担当部長は「技術的に競合相手がいないのが最大の強みだ」と述べた。

このほか、細胞シートを用いて治療法のない非代償性肝硬変の治療薬を開発する鳥取大学発ベンチャーのカノンキュア(鳥取県米子市)、FPGA(現場で構成可能な半導体)を使った新事業のパートナーを求めるパルテック(横浜市港北区、上場企業)の2社が事業内容を紹介した。