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スポーツを通じた地域づくり「ニイガタ現象」とは:中小企業大学校丸の内セミナー

2019年 12月 5日

講演する小山氏
講演する小山氏

中小機構は12月5日、東京都千代田区のTIP*Sで、中小企業大学校丸の内セミナーを開催した。「スポーツを通じた地域づくり『ニイガタ現象』~妄想を想像して創造するロジックとパッションをお伝えします~」と題して、スポーツを通じた地域経済活性化に取り組んできたOffice Koyama(新潟市)の小山直久代表が講演。中小企業支援機関関係者など約40人が聴講した。

小山氏は新潟初のプロスポーツ運営会社、サッカーJ1リーグのアルビレックス新潟に創業時から参画し、営業・広報・マーケティングなど事業全般にかかわってきた。欧州に旅してサッカーが地域や人生そのものになっている事象を見聞し衝撃を受け、故郷の新潟でも同じことをしたいと想起した。

「夢を与えられる人づくり、活気あふれるまちづくり、豊かなスポーツの創造へ向け「企業・生産者」と「消費者・生活者」の同一をキーワードに、地元自治体も観客もスポンサーも「みんなが当事者」というムードを醸成。町内会のネットワークを活かして無料チケットを戦略的に配布し、観客動員数や入場料収入の増加に結びつけたと語った。

講演では観客に向け「試合にもベンチにも入れないが、みんな背番号12番の選手だ」と呼びかけたり、スポンサーが観客に地域愛を叫び、観客からスポンサー名コールが沸き起こるなど、エモーショナルな映像が複数紹介され、小山氏は「ロジックとパッションは両立する」と強調。「夢を持つものだけが夢を現実にする」と締めくくった。