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Society5.0実現へ、中小企業ができるコトとは:中小機構虎ノ門セミナー

2019年 11月 26日

講演する土屋氏
講演する土屋氏

中小機構は11月26日、東京都港区の本部で中小企業大学校虎ノ門セミナーを開催した。「Society5.0が創造する社会とイノベーション これからの『地域』や『企業』の未来とは」と題して、内閣府の科学技術・イノベーション統合戦略担当の土屋俊博氏が政府の政策を紹介。中小企業経営者や支援関係者など約60人が参加してSociety5.0実現へ中小企業がとるべき方向について考えた。

講演で土屋氏は「Society5.0とはロボットや人工知能などの最先端技術を取り入れて仮想空間と現実空間を融合させ経済発展と社会的課題の両立を図ること」と説明。国が5年ごとに策定している科学技術基本計画で2026年度末までに実現を目指しているとした。

続いて現在進んでいる主な施策を、地域でのモデル事業、共通基盤構築、官民連携、国際展開に分けて紹介。地域を自動運転システム導入や電子化などでスマートシティ化するには地方自治体を中心に(1)課題・分野の設定(2)方針・宣言の表出(3)人材育成・組織整備(4)実施体制の構築(5)ビジネスモデル(6)制度設計の順で進めていくべきと述べた。

そのうえで、Society5.0の実現は「人間の豊かな生活のためにあるべき」と強調。「中小企業もスマートシティ化やAI戦略、イノベーション実現にどう関わっていくか考えるべき」と語った。