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第2回医療と介護の総合展東京が開幕:610社が最新製品・サービスを展示

2019年 10月 24日

 リートエグジビジョンジャパンが主催し厚労省や日本医師会など75団体が後援する「第2回医療と介護の総合展東京(メディカルジャパン東京)」が10月23日、千葉市美浜区の幕張メッセで始まった。医療機器・設備、ヘルスケア、介護&看護関連の610社が出展。人手不足が深刻化している医療・介護の現場環境を改善する製品やサービスをアピールした。秋晴れの初日はスーツ姿の来場者で盛況だった。会期は25日まで。

 災害など非常時に簡単に運搬や設置ができて、電気機器が長時間安定稼動できる無騒音のポータブル発電機「ぱかっと防音ボックス」を展示したのはエルコート(東京都武蔵村山市)。ガソリンを動力とする発電機を防音・吸音処理を施したステンレスのボックスで覆うしくみで、出力100V18Ahの小型タイプは総重量が37・9キログラム、満タンで3時間稼動する。昨年11月に特許を取得したが、台風で停電が注目され販売好調という。大出力100V28Ahタイプもあり、菊田昌志取締役社長は「病院は非常時でも電源が必須。医療機関に使ってほしい」と話した。

 子供の夜尿症治療に役立ちそうなのはライフセンスグループジャパン(東京都立川市)のおねしょアプリ「Oopsie Heroes」だ。パジャマなどにシールを使って小さいセンサーを貼り付け、アプリを起動して就寝。おねしょで濡れるとセンサーが稼動して目覚ましアラームが鳴る。回数は重なるとセンサーがおねしょのパターンを学習し、事前にアラームで知らせるという。米山貢代表取締役は「産後の女性、前立腺肥大手術後の男性など尿失禁で悩む大人も少なくない。対応商品もあり、販路開拓などのパートナーを探したい」と語った。

 肌にふれず額で図れる非接触式体温計「ぱぴっとサーモLight」はカスタム(東京都千代田区)の新製品。ボタンを押して電源を要れ、額に1センチまで近づける。再びボタンを押すと最短1秒で舌下(口内)温度が表示される。従来型の脇下にはさんで測定するより正確にすばやく測定できるため、熱でむずかる幼児や、介護現場で高齢者の体温などを測るときに重宝しそうだ。同社販促・企画グループの中村友貴さんは「摂氏100度まで表面温度を測れるので赤ちゃんのミルクや離乳食、風呂の温度などを測るときにも」とPRした。